★北海道2泊3日の簡単な日程 ★
2月17日
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新千歳空港到着 JRで約40分札幌駅へ 駅から徒歩10分弱でホテルへ。ホテルモントレエーデルホフ着 荷物を預け、歩いて時計台~昼食レストランへ 食事後、市内をぶらぶらしながらホテルへ戻りチェックイン ホテル内施設の温泉に入ってのんびり汗を流す 夕方、JRで約50分 いざ小樽へ イベント最終日「雪あかりの路」を歩き、小樽運河を眺める 再びJRで札幌へ ホテルの窓からさっぽろテレビ塔のライトアップと夜景を楽しむ ホテルモントレエーデルホフ泊 いびきをかいて眠る zzz |
2月18日
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持参した朝食をもってホテル出発 朝6:30 ANAクラウンホテル集合 バスツアー「流氷砕氷船ガリンコ号Ⅱ乗船体験とズワイガニ足の炉端焼きセットに舌鼓」に参加 札幌からバスで紋別へ 途中、トイレ休憩で寄ったお店で「流氷焼」のお皿にひとめぼれ 昼頃到着 さっそく流氷砕氷船ガリンコへ乗船 凍りそうな風の中で流氷見物ヒュ~ 食後にもう一軒お土産店に立ち寄り無料コーヒーをいただく バスで札幌へ 夜8時ころ?着 ジンギスカンラーメンでパワーを充電 ホテルモントレエーデルホフ泊 いびきをかいて眠る zzz |
2月19日
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遅い目覚め ホテルチェックアウト 荷物を預かってもらいカフェへ 札幌駅からJRで新千歳空港へ LCC国内線に搭乗 さよなら北海道・・ |
装飾やインテリアもステキ♡なホテル
こちらの写真、美術館ではありません。私たちが泊まったホテルのロビーです。
「ホテルモントレエーデルホフ」
このホテルにした決めた理由はいくつかあります。
① 新千歳空港からのバスが、このホテルに停車すること
② JR札幌駅から遠くないこと(700m位)
③ 流氷ツアーの集合場所ANAクラウンホテルがすぐ近くだったこと
④ テレビ塔が見える部屋があること
⑤ 温泉があること
⑥ 写真の通りホテル自体が素敵なこと
結論から言って、このホテルにしたのは大正解でした。宿泊した部屋はデラックスコーナーツイン。40平米と広く、高層階の部屋からは、札幌の夜景とテレビ塔が眺められました。(テレビ塔が見える部屋ということで事前にリクエスト済み)
こちらのホテルは、客室が全室16階以上の高層階にあり、私たちが宿泊したのは19階でした。
新千歳空港から最初は直接来たら楽だろうなと思い、バスに乗ろうと考えていました。雪の札幌、歩道の状態もわからなかったので、駅から歩かないでいいというメリットもありました。ただ、予定が変わり時間に余裕がなくなってしまったので、今回はJRで。それでも駅からは思ったほど遠くもなく、車内も混雑していませんでした。
室内はとても広く浴室やワードローブのある通路側と、ベッドルームがドアで仕切られています。インテリアも落ち着いた雰囲気で、洗面や浴室も清潔感があり、言うことなしのホテルでした。
フロントをはじめホテル全体が美術館のようで、フロント階のトイレにも絵が飾られてあったり、ジャンデリアのある部屋はまるで宮殿の中の1室のようでした。装飾やインテリアが素敵で、それだけで心が弾む思いでした。
館内には天然温泉のスパがあります。こちらも洋風な雰囲気のお風呂でジャグジーや露天風呂、サウナなどもあり、冷えた体を温めてくれました。
写真は部屋の窓からの眺め。
夜は小樽でロマンチックナイト?
小樽雪あかりの路では、オブジェやアイスキャンドルにやわらかなあかりが灯され、小樽の街を彩ります。市民ボランティアのみなさんが、ひとつひとつ手作業で作成し灯したロウソクは、見る人の心を温かくし、誰もが自然に笑顔になってしまう、そんな力があるように感じました。今年で21回目の開催だそうです。恥ずかしながら、私は初めて知りました。とてもいいイベントですね。
運よく北海道へ到着した日が、イベント最終日。そこで、このチャンスを逃さないよう小樽へと足を延ばすことになったのです。
雪の積もる静かな夜、ロウソクのやわらかな灯りに囲まれる・・そんなロマンチックなイメージとは裏腹に、なーんの!観光客だらけさ。人ごみの中、見知らぬ人が映り込まないようにオブジェにカメラを向ける人また人。外国人もいっぱいいました。
足元の雪に滑りながら、小樽運河沿いの小道を人の流れに身をまかせ、渾身の一枚を狙うも結局は橋の上から撮ったこの写真が一番の出来かと。つららが厳しい寒さを物語っていました。
こうしてロマンチックナイトは、食欲へと方向転換していきました。
お目当てだったのは「どんぶり茶屋」。海鮮丼でお腹が満たされると、列車に乗りこみ札幌へと戻ったのです。
紋別で流氷うっひょ~!
いよいよ念願の流氷ツアーです。何年も前から流氷が見たい・・と思っていましたが、そう思う頃には時すでに遅し。今回は早めに計画を立て、札幌発着のバスツアーがあることを発見しそちらに参加することにしました。
集合は早朝6:30。ANAクラウンホテル1Fロビーに行きました。朝が早いので、朝食のパンとコーヒーは持参で。ホテルへ着くとすでに多くの人が集まっていました。
バスに乗り込み出発!雪の積もる道路を難なく走り抜けます。旭川に近づくころには辺り一面雪景色。バスの車窓には真っ白な世界が広がっています。今まで見たこともないほどたくさんの雪。高速道路脇も深い雪に囲まれ、興奮気味にずっと外を眺めていました。
バスは2時間弱おきにトイレ休憩で止まったと思います。目的地である紋別の海までほど近くなったころに立ち寄った、道のえき「香りの里たきのうえ」。
「流氷焼」という焼き物のお皿に出会いました。ひとめぼれですね。濃淡のあるブルーが、海を漂う流氷をイメージさせる作品です。真っ先に目に留まったお皿を1枚購入しました。とても素敵なお皿です・・が、喜んで家に帰ってよく見ると、細ーく真ん中にヒビが入っていました。割れないように大事に使っています。
さて、紋別の海が見えてきました。真っ赤な流氷砕氷船ガリンコに乗り込みます。
天気にも恵まれ気分は最高!
最初、船に乗ったときはしばらく流氷が見当たりませんでした。もしかして、見られないの?と不安になりましたが、船を進めて行くと海が一面白くなっているのが見えます。おおおおおーっつ!流氷キター!
みんな船のデッキに出ていきます。室内でぬくぬくしている場合ではありません。
外にでるとこの景色!じゃーんっ!
凍りそうな冷たい風、カメラを持つ手が固まります。私は氷の上にゴマちゃんでもいないかな?と双眼鏡片手に探しましたが、結局ゴマには会えませんでした。
上を見上げると、一羽のカモメがまるで流氷を見る人間たちを見物して楽しんでいるかのように、船の上にピタリと張りついて飛んでいます。カモメの中にも好奇心旺盛な奴がいるんですね!
あまりの冷たさに途中で耐えられなくなると、温かい船内に戻り、一旦体を解凍させてから再び外へ出る、を繰り返していました。
氷の塊が目の前に浮かんでいます。無残にも砕氷船によって砕かれた青白い氷が漂う海はテレビのドキュメンタリー番組で見たような、そんな記憶と交差して、ここが日本だということを忘れてしまう光景でした。
楽しい時間は短いもので、まだ見たいよ~の心を引きずって船は岸へと戻りました。
長い長いバスの旅を経てやってきたここ紋別。
このひとことで〆させていただきます。
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